川内原子力発電所見学会


9月7日土曜日に川内原子力発電所の見学会を実施しました。
参加者は21名で貸切バスによる日帰り旅行でした。

早朝6時半に佐土原駅を出発し途中宮崎駅で3名を乗せて
宮崎自動車道で都城まで行き一般道を走行後、末吉から東九州自動車道
を通り、九州自動車道、南九州自動車道を経て10時15分に目的地川内原子力
発電所展示館に到着しました。展示館では小休止の後コンパニオンの案内で
実物大の原子炉模型を始め原子力発電に関する展示物を見学し、最後に
集会室でビデオによる構内案内と九州電力職員から特に原子力発電の安全に
関する説明がありました。説明では、川内原子力発電所の原子炉型式は”軽水減速・
軽水冷却加圧水型”で安全性の高い構造であることや、東電福島第一原発の事故を
踏まえ、非常用の電力とポンプ及び水の確保が二重、三重、四重と確保できる体制
であること更には、土木重機も配備してあるとのことでした。説明を聞いた後質疑
応答に移り数人から質問が出ましたが明瞭に回答していただきました。展示館での
行事はここまでで、次はバスからの原子力発電所構内見学となり先ず正門で事前に
登録した見学者名簿と免許証などの身元を証明するものでの本人確認が警備員
により行われ全員の確認を終えて構内見学に移りました。
バスにコンパニオンも同乗し説明を受けながら原子炉建屋、タービン建屋を周回し
取水口、排水溝を経て高圧電源機車、土木重機の配備状況を見学し、構内見学
を終え再び展示館へ戻って記念撮影をし、コンパニオンや職員の見送りを受けながら
12時半に川内原子力発電所を後にしました。

その後、予約していた原子力発電所近くにある和風レストラン”浜の茶屋”にて昼食を
とり帰路につきました。途中都城市にある霧島酒造(株)志比田工場”霧島ファクトリー
ガーデン”で焼酎の製造工程を見学した後、売店で焼酎霧島の原酒などを試飲したり
お土産を買ったり約1時間を過ごし、午後6時前に出発地点の佐土原駅に帰着しました。

帰りのバスの中で今回の企画につてのアンケートを参加者に記入していただきましたが
ほとんどの方から”非常に良かった”の回答を頂きました。