旭化成見学会


9月5日金曜日に旭化成の工場見学会を実施しました。
ものづくりの経験から他メーカーの取組みや技術の進化を
学ぶと共に健康促進と会員同士の親睦を図ることを目的に
14名の参加者で貸切バスによる日帰り旅行でした。

朝7時半に佐土原駅を出発し東九州自動車道を北上して9時に旭化成延岡
展示センターに到着、延岡市は旭化成グループ発祥の地で今回訪問した
恒富地区をはじめ多くのグループ企業の工場があります。
展示センターでは先ずDVDに収録された会社概要を視聴し、展示ブースで説明員
から陳列された製品などの説明を聞きました。次に旭化成エヌエスエネルギー
株式会社延岡発電所の説明DVDを視聴し、発電所の見学をしました。
発電所は出力5万kWの主に石炭を主燃料とした火力発電所で電力の供給先
は旭化成グループと新日鉄エンジニアリングだそうです。他にも旭化成グループには
蒸気も販売しているそうです。見学は、燃料の受け入れ施設、ボイラー棟、監視室
蒸気タービン、発電棟等を説明を聞きながら巡回しました。発電所見学の後は
隣接するベンベルグ工場へ移動し展示室と紡糸工程を見学しました。見学の途中
『やっぱり元産業人だな』と思う質問が多く出されていたのが印象的でした。
それと、ベンベルグ(キュプラ)は原料にコットンリンター(綿の実に着いたうぶ毛)
を用いた再生セルロース繊維であることも新しい発見でした。
11時半に工場見学を終え途中日向市細島の”海の駅ほそしま”で昼食をとった後
太平洋を一望できる日向岬馬ヶ背を散策し、近くにある大御(おおみ)神社を参拝
すると共に境内にある国歌の君が代に歌われている日本最大級の”さざれ石”を
見物してから最後の目的地”都農ワイナリー”を訪れました。”都農ワイナリー”は
都農町の国道10号線から見渡せる小高い丘の上にあるワイン醸造所で全国でも
人気のある銘柄を数多く生産しています。この時期は地元で採れた葡萄で仕込みを
行っているところで、その作業や醸造タンク、熟成蔵などを見学し、試飲をしたり
お土産を買ったり約1時間を過ごし帰路に着きました。
午後4時に佐土原駅に帰着、充実した1日を過ごしました。